インフラインスペクション事業部は、日本経済の成長と共に、急速な発展を遂げた道路・橋梁・トンネル等の道路ストック及び、河川砂防施設並びに農業土木施設について、専門知識と経験を積んだ技術者が点検・調査を行い、老朽化・劣化の進捗を診断し、その対応策を提示することによってインフラストックの維持管理、保全に貢献します。
点検対象施設
道路施設(道路・橋梁・トンネル・擁壁・函渠・標識照明等)
河川砂防施設(砂防ダム・河川護岸・堤防・地すべり施設等)
農業土木施設(ダム・頭首工・水路・道路・橋梁等)
計測技術課
・高性能赤外線カメラによる剥落調査(Jシステム)
Jシステムは、コンクリート構造物の点検において、高性能赤外線カメラを用い、浮き・剥離・内部欠陥などの変状箇所を的確に抽出する赤外線調査システムです。
・UAVグリーンレーザー3次元計測及びトンネル形状3次元レーザー計測調査
【UAVグリーンレーザー3次元計測】
UAVグリーンレーザーを使用し、樹木や植生が繁茂していても同時に地上と水中の3次元計測を行い効率的に地形の図化を行います。
平面図 断面位置図
水中の可視化が可能となり水中での計測図化が可能 取得したデータから好きな位置での断面抽出が可能
【トンネル形状3次元レーザー計測】
3次元レーザースキャナーを使用し、点検データとして従来の近接目視点検と比較して同等以上の調査が可能です。
取得点群データより縦横断図が簡単に作成できます
裏込注入量等が高精度で算出できます
・地下空洞探査(地中レーダー3次元モバイルマッピングシステム)
概略位置図
ポジショニング写真
異常信号記録
オルソ画像
GMS3は、電磁波地中レーダーを使い地下空洞等の情報を的確に抽出する次世代の3次元調査システムです。